ホテルで特別な優待を受けるならコレ!ホテル系クレジットカード徹底比較

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皆さんはホテルに宿泊するとき、クレジットカードで支払いをする場合もあるのではないでしょうか。
実は、ホテルでクレカを利用すると以下のメリットを感じることが出来ます。

  • 宿泊費は万単位になることが多いため、大きなポイントを貯められる
  • ホテル提携クレジットの利用で部屋がアップグレードするなど優待が付く
  • 宿泊費のデポジット(補償金・預り金)を支払う必要がない

特に、ホテル提携のクレジットカードでは宿泊時に様々な優待を受けることが出来ます。
いざホテル優待のあるクレカを作ろうとしても、何を基準にカードを選ぶべきか、悩みますね。

今回は、ホテル優待の付いたお得なクレジットカードについて、詳しく紹介していきます。

ホテル優待のあるクレジットカードについて

高級ホテルにお得に泊まれる優待付きクレカがあるなんて・・・でも何を基準にホテル優待系クレカを選んだら良いのかしら?

ホテル優待系クレジットカードは、年会費がコスパに見合うか・貯めたポイントを有効に使えるかの2点が選ぶ基準になるんじゃ。
どうしてなのかはこの後解説するぞ。

クレジットカードを作成するとなると、ポイント還元率に注目しがちですが、ホテル優待系クレジットカードでは還元率は低めに設定されていることがほとんどです。
ですので、還元率は最後に総合的な判断材料のひとつ、という位置づけになります。

ホテル優待系のクレジットカードを作成するときに一番重要なのは、年会費がコスパに見合うかという点です。

ホテルに特化しているクレジットカードというのは、基本的に年会費が2万や3万円と、高めに設定されていることがほとんどです。
しかし、実際利用すると、年会費の元は十分にとることが出来ます。

それでは、ホテル優待のあるクレジットカードの比較を確認していきましょう。まずは年会費と還元率の一覧表をみてみましょう。

ポイント還元率 ポイントプログラム 年会費
SPGアメックス 0.4% メンバーシップ・リワード 31,000円(税別)
アメックスゴールド 0.4% メンバーシップ・リワード 29,000円(税別)
アメックスゴールド(ザ・ペニンシュラ東京) 0.4% メンバーシップ・リワード 29,000円(税別)
ヒルトンHオナーズVISAゴールドカード 0.25% ヒルトンHオナーズ・ボーナスポイント 13,950円(税込)
ザ・リッツ・カールトン大阪VISAゴールドカード 5% 10,800円

このように表をみると、年会費は1万円台のものから年間3万円程度までと、幅広くあることが分かります。
ショッピングの還元率についても、0.25%から5%までとこちらも幅広く設定されています。

年会費からポイント還元率までカードによって全然違う!
でも、なんでこんなに違うんですか・・・?

それはのう、個性的なサービスの差から生じているものだとワシは思うのじゃ。
これから紹介するホテル優待系クレカにはそれぞれ個性あふれるサービスがあるから、しっかり確認するんじゃぞ。

マリオット&アメックスの最強タッグ!旅行に強い「SPG」カード

SPG

ポイント還元率 ポイントプログラム 年会費
SPGアメックス 0.4% メンバーシップ・リワード 本会員31,000円(税別)、家族会員15,500円(税別)

「SPG」カードの正式名称は「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン エキスプレス カード」です。
アメックスカードの中で最も旅行に強い1枚です。

このカードはカードの名前にある通り、世界規模で展開する大型ホテルチェーン「スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイド」とアメックスが連携したカードです。
このグループは、現在マリオット・インターナショナルの傘下です。
ホテル名で挙げると「シェラトン」や「ウェスティン」、「フォーポインツ・バイ・シェラトン」などが有名です。

では、SPGカードに付帯されている特典について見ていきましょう。

SPG&マリオット リワード共通の会員資格「ゴールド エリート」

このカードの最大の魅力として、通常、年間25泊以上以上の宿泊を達成した人のみに付与される「SPGゴールド会員資格」のサービスがカード特典として付帯している点です。

このゴールド会員資格ではスターウッドホテル利用の際、さまざまなサービスを無料で受けることができます。

以下は会員特典の一部です。

  • SPG、マリオットリワード参加ホテルの利用によるポイント獲得
  • チェックアウト時間を14時まで延長
  • 予約時のお部屋よりアップグレードしたお部屋へのご案内※チェックイン時の空室状況によっては不可の場合もあり
  • 客室内で利用できるネット通信サービス(プレミアムWifi)の無料提供
  • ポイントによるゴールドウェルカムギフト

とても豪華な優待がそろっていますね。

ここで注意じゃ。
ホテル利用によるポイント獲得については、比較サイトなど第三者を通してホテル予約した場合、ポイント加算がされない場合もあるんじゃ!気を付けるんじゃぞ。

高級ホテルの無料宿泊サービスが付いてくる!

世界各地のSPG、マリオットリワード参加ホテルで、1泊50,000ポイントまでを上限に、無料宿泊できるサービスが付帯しています。

これはカード更新する度に受けられます。一泊一室(2名まで)となります。

祝日や大規模なイベント開催期間中でも、空室があればこの「無料宿泊特典」を利用できる点も嬉しいですね。
高級ホテルが1泊無料になりますので、これだけでも年会費の元は取れてしまうのではないでしょうか。

その他の優待特典

これまで紹介した以外にも、まだまだ優待特典はあります。

ホテルでの食事が15%オフ
日本国内のSPGに参加するホテルの直営レストランやバーの飲食代金が15%オフになります。ただしアルコールを含むものは対象外です。他の割引特典との併用も不可です。利用する際には、このカードの提示と決済が必要ですので注意してください。
空港ラウンジは同伴者もOK
国内28空港と海外はハワイ・ホノルル、韓国・仁川の2空港のラウンジを無料で利用できます。このカードはカード会員本人だけでなく、同伴者様も1名まで無料で利用できます。利用する際は、本人名義の搭乗券の提示が必要になります。(同伴者も同伴者名義の搭乗券が必要)
手荷物無料宅配サービス
海外旅行からの帰国の際、空港から自宅まで、カード会員1名につきスーツケース1個を無料で配送するサービスです。対象の空港は、成田、中部国際、関西国際です。
空港内の対象レストランで利用できる1,000円クーポンプレゼント
H.I.S. アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクにて、対象の国内線航空券を購入した場合、羽田と伊丹空港内の対象レストランで利用できる1,000円相当のクーポンが貰えます。対象になったら忘れずに貰いましょう。

航空機遅延による補償や旅行損害保険も付帯

SPGカードは、補償や保険も付帯されています。

まず、航空機遅延による補償は、基本カード会員本人が飛行機の遅延により、宿泊や食事代、荷物の到着遅延や紛失などにより負担した衣類や生活必需品の費用を補償するサービスです。
自然災害が多い今の日本では、万が一ではなく、必須サービスとして認識しておいた方が良いかもしれませんね。

更に、海外旅行損害保険が自動で付帯されています。
しかし、国内旅行損害保険は利用付帯ですので、付帯したい場合は必ずカードで旅行代金を支払うことを忘れないようにしましょう。

ポイントの使い道

海外ブランドのカードで貯めたポイントは、実際にポイントの使い道があるのか不安になることがあります。しかし、このカードは旅行系に強いカードですので、貯めたポイントは、世界127ヶ国6,500軒以上のSPG、マリオット リワード参加ホテルで、無料宿泊特典に交換できます。
除外日なしで、スタンダードルームに空室があれば利用可能です。

他にも主要提携航空会社のマイレージプログラムに、ポイントをマイルとして移行することが可能です。
1回の手続きで6万ポイント毎に15,000ポイントがボーナスとして加算されるのも大きなメリットのひとつです。

ここまでみてくる限り、年会費31,000円(税別)、家族カード15,500円(税別)掛かりますが、他社のゴールドカード以上のサービスといっても過言ではないかもしれません。

SPGゴールド会員資格、無料宿泊サービスなど、お得しかないホテル優待や特典を沢山利用出来るカードじゃな。
海外旅行損害保険も自動付帯、更にはポイントはマイルへの交換もできるんじゃ。

海外旅行の多い私にSPGアメックスカードはとってもピッタリだわ!でも、海外旅行にはアメックスゴールドカードも良いって聞いたことあるなぁ。
ねぇ先生、SPGアメックスカードってアメックスゴールドって同じアメックスだけど何が違うんですか?

良い質問じゃ!アメックスゴールドとSPGアメックスカードはほぼ同じ特典を受けることが出来るのじゃが、決定的に違う部分があるのじゃ!
次はその決定的な違いについて解説するぞ。

SPGカードとアメックスゴールドの決定的な違い

プライオリティパス

正式名称「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」と先述の「SPGカード」との最大の違いは、プライオリティパスの差となります。

「SPGカード」に付帯していた会員資格「ゴールド エリート」は、このアメックスゴールドには付帯していません。
その代わりにプライオリティパスが付帯しています。

プライオリティパスとは空港内にある特別ラウンジを指します。
通常ですとクレジットカードのゴールドカードを持っている場合、多くのクレジットカード会社が共用で使用する待合室を、みんなで利用することになります。

騒音やサービスの少なさなどで満足度が低いことも多いはず。
そんな時に検討したいのが、プライオリティ・パスのラウンジです。

プライオリティ・パスで利用出来るラウンジは保安検査を終えた、搭乗口近くに設置されていることが多いんじゃ。
無料ドリンクや軽食、無料Wi-Fi設備まで整っておるから、居心地の良い椅子で優雅に搭乗までの時間を過ごすことが出来るんじゃぞ。
同伴者も利用できるから、友人や家族、恋人と一緒に過ごすのも素敵じゃのう。

家族会員は1名まで年会費無料!

更にもうひとつ異なる点として、アメックスゴールドカード本会員は年会費29,000円(税別)で、家族カードは1枚目無料、2枚目以降12,000円(税別)です。

SPGカードでは家族カードが1枚目から15,500円(税別)掛かっていたのに対し、アメックスゴールドなら無料です。

ここまでの2点が、大きな違いとしてあります。
自身の環境によってはアメックスゴールドの方がお得になる可能性もありますので、ぜひ検討してみてくださいね。

決定的な違いについて分かってくれたかのう?
アメックスゴールドはプライオリティ・パスの特典、SPGアメックスカードはSPGゴールド会員資格の特典がある、とそれぞれ覚えておくのじゃ。

ザ・ペニンシュラ東京、もうひとつの「アメックスゴールド」

ザ・ペニンシュラ東京アメックスゴールドカード

ポイント還元率 ポイントプログラム 年会費
アメックスゴールド(ザ・ペニンシュラ東京) 0.4% メンバーシップ・リワード 29,000円(税別)

先述のアメックスゴールドとはまた違う、ザ・ペニンシュラ東京と提携した「アメックスゴールド」というカードが別に存在するのでご紹介します。このカードも同じアメックスなので、特典などはほぼ同じ内容ですが、大きく違う部分だけを抜き出してみます。

ザ・ペニンシュラ東京で受けられる様々な優待

通常のアメックスと大きく異なる優待は、ザ・ペニンシュラ東京での宿泊時に利用できる優待の豊富さになります。

「ザ・ペニンシュラ東京」の宿泊優待
ザ・ペニンシュラ東京での宿泊時に優待があります。優待内容は例としてワンランク上のお部屋へアップグレード、チェックインの繰り上げ、滞在中の朝食サービス(2名様まで/ザ・ロビーにて)などがあります。その他にも、さまざまな優待を受けることができます。
「ザ・ペニンシュラ東京」のダイニング優待
ダイニング優待もあります。ホテル内直営レストラン、ルームサービスが25%オフ(「京都 つる家」は対象外)や「ザ・ペニンシュラブティック&カフェ」は25%オフ(一部商品は対象外)を受けることが可能です。
「ザ・ペニンシュラ東京」のスパ優待
ホテル内スパでの利用時にも、優待を利用することが出来ます。優待内容はスパトリートメント25%オフと、とてもお得な内容になっています。

このように「ザ・ペニンシュラ東京」に宿泊の多い方にとっては必須のカードですね。
特定のホテルと組んだクレカはたくさん発行されていますので、よく利用するホテルがある場合、積極的に利用するとお得なのは確かです。

特定のホテルに強いクレカもあるのね!

その通りじゃ。特定のホテルに特化したクレカはまだまだあるんじゃぞ。ではこれから、大きなメリット中心に各カードを紹介するぞ!

アメックス以外のホテルに強いカード一覧

世界中のホテルが対象!?「ヒルトンHオナーズVISAゴールドカード」

ヒルトンHオナーズVISAゴールドカード

ポイント還元率 ポイントプログラム 年会費
ヒルトンHオナーズVISAゴールドカード 0.25% ヒルトンHオナーズ・ボーナスポイント 13,950円(税込)

このカードは世界90カ国以上、4,000軒以上のホテルを運営する国際的なホテルチェーン「ヒルトン・ホテルズ・コーポレーション」のクレジットカードです。有名なコンラッドホテルもこのグループです。

このカードの特徴は、ヒルトングループのホテルで受けられる特典やポイント付与のサービスがありますので、ヒルトンやコンラッドをよく利用する方にぴったりです。例えば次のようなサービスがあります。

  • 5連泊以上の宿泊を、全額ポイントを利用してご予約の場合、5泊ごとに5泊目が無料
  • 最安値保証
  • ポイント利用の無料宿泊
  • ヒルトン・オナーズ・ベースポイントに対して25%のボーナスポイントを付与

このようにホテルでのサービスが手厚いイメージですね。上記の特典は一例ですので、その他にもさまざまな特典があります。

ポイントについては還元率0.3%と非常に低いため、あまり気にしなくよいかもしれません。
更にデメリットとして、1年間に新たなオナーズポイントの獲得がなければ、ポイントが失効するため、一応覚えておいた方がよいかもしれません。

年会費はカード本人は13,950円(税込)ですが、家族カードは1枚目は年会費無料、2枚目以降でも1,080円(税込)と安めに設定されています。

海外・国内旅行傷害保険は最高5,000万円補償空港ラウンジサービスも付帯しているので、旅行に必要な機能は揃っているスタンダード型の1枚といえるでしょう。

ザ・リッツ・カールトン大阪VISAゴールドカード

ザ・リッツ・カールトン大阪VISAゴールドカード

ポイント還元率 ポイントプログラム 年会費
ザ・リッツ・カールトン大阪VISAゴールドカード 5% 10,800円

先述したマリオットグループのザ・リッツカールトンホテルのクレジットカードになります。やはりホテル内での利用特典とポイント付与があります。

ポイントについては、ザ・リッツ・カールトン大阪内で利用したカード金額5,000円ごとに1ポイントが加算されます。5万円利用で10ポイントとなり、2,500円の割引としてポイント利用できます。

ザ・リッツ・カールトン大阪に宿泊時に受けることが出来る特典については、次の通りです。

  • クイック チェックインサービスの利用
  • バスメニューが10%割引
  • ゴールドカードメンバー本人(家族会員含む)の誕生日月にレストランを利用すると、お祝いのケーキをサービス
  • レストランやバー、ラウンジを利用した際、ゴールドカードの提示で、2時間分の駐車料金が無料

このカードには、さらに上のランク「プラチナカード」が存在するのじゃ。
プラチナカードの場合、ザ・リッツ・カールトン大阪での利用金額が年間300万以上になると、最高級スイートの宿泊(1泊65万円相当)が無料になるのじゃ!頻繁にこのホテルを利用するのであれば、狙ってみてはどうじゃろうか。

5つのカードの特徴を比較

これまでホテルに強い5枚のカードを紹介してきましたが、ここでそれぞれの違いをまとめて比べてみましょう。

SPGアメックスカード SPGゴールド会員資格が付帯。ホテル優待が沢山付帯されているので、ホテル特化カードナンバーワンと言っても過言ではない。
アメックスゴールドカード プライオリティパスが付帯。ホテル優待はもちろん、海外で多くの空港ラウンジを利用できる魅力が。
アメックスゴールド(ザ・ペニンシュラ東京) ザ・ペニンシュラ東京での優待に特化している。ザ・ペニンシュラ東京をよく利用する人には嬉しい1枚。
ヒルトンHオナーズVISAゴールドカード 世界中のヒルトングループのホテルで利用できる優待に特化。ただし還元率は低い。
ザ・リッツ・カールトン大阪VISAゴールドカード ザ・リッツ・カールトン大阪を良く利用する人にはうれしい特典が付帯。あまり利用しない人にとってはあまり優待が感じれない可能性も。

ホテルに一番特化しているカードは、間違いなくSPGアメックスカード
次いで、SPGアメックスよりは劣るがプライオリティパスが付帯されている、海外旅行では役に立つアメックスゴールド

その他、指定のホテルではかなりお得な優待が付帯されているカードがある、ということが分かりましたね。

指定ホテルでお得な優待を受けられるのは魅力ですが、そのホテルばかり泊まる、ということはそこまで多くは無いのではないでしょうか。

SPGアメックスなら、対象ホテルが6,000軒以上と数が多く、お得な優待はもちろん、無料宿泊優待もあります。ホテルを利用する方は持っておいて損はない1枚です。

どのカードも素敵ね!でも、対象ホテルが6,000軒以上あるSPGアメックスが一番使いやすそう!

そうじゃのう。特定のホテルに泊まることがあまり無いのであれば、SPGアメックスが一番使い勝手は良いかもしれんのう。
しかし、特定のホテルに頻繁に泊まるのであれば、そのホテルに特化したクレカを選ぶのが一番お得じゃぞ!

まとめ

クレジットカードのホテル優待を利用するメリットはいうまでもありません。クレジットカードを所持しているだけで、多くのメリットを享受できることが分かりました。

ただ年会費が高いカードもあり、迷う方も多いかもしれません。それでもどのカードも優待が豊富で、年会費の元は十分に取れるものばかりでした。

ホテルの利用回数が増えれば増えるほど、コスパは良くなり、どんどんお得になるんじゃ。
ホテル優待系クレカを作る時は、自分がどのホテルに頻繁に泊まるか確認して、自分に合ったクレカを作るんじゃぞ。

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