海外ATMの使い方!クレジットカードを使った現金引き出し時の注意点も徹底解説!

最終更新日:

海外でクレジットカードを使って現金を引き出したいけど、現地のATMって英語だし・・
なんだか使い方が難しそうですよね。

この記事では、15カ月間海外を渡り歩いた筆者が、自身の体験も絡めて「海外のATMの使い方」と「クレジットカードを使った現金引き出し時の注意点」を分かりやすく解説していきます。

これを読めば、海外のATMの使い方をばっちりマスターできますよ!

海外で使えるATMの種類はクレジットカードの国際ブランドで決まる

海外のATMの種類を知ろう
海外のATMは、日本のATMのように銀行やコンビニ、ショッピングセンターなどのように建物の中にあるのが普通ではありません。

もちろん店舗内型もありますが、建物の外に機械がむき出しで置いてあることもめずらしくありません。

建物の中にあるのが普通じゃありません。
国によっても異なりますが、街を歩いていると(※上図)「自立型」と「ビル埋め込み型」をよく見かけます。

これら海外のATMは設置台数も多く、24時間いつでも利用できたりと、利点も多いです。

現金引き出し前にクレジットカードの国際ブランドをチェック!

国際ブランドによって使える・使えないがある。
まずはお手持ちのクレジットカードの「国際ブランド」を確認しましょう。

VISAやMASTER、JCBなどのブランドごとに利用できるATMが限らているんです。

ATMの機械に表示されている下記のマーク(オンラインシステム)を目印にしてください。

国際ブランド オンラインシステム 目印
(このマークがあれば利用できる)
VISA PLUS
(プラス)
PLUS
Master Card CIRRUS
(シーラス)
CIRRUS
JCB CIRRUS
(シーラス)
JCB

世界中で使いやすい国際ブランドは圧倒的に「VISA」と「MasterCard」が2強で、いずれかのブランドが印刷されたカードを持っていれば、ほぼどこでも使えると考えていいでしょう。

VisaカードのATM設置場所検索(英語のみ)
Master CardのATM設置場所検索

残念ながら日本発の「JCB」は、世界でみると使える場所が限られます。

補足ですが、アメリカ単体なら「AMERICAN EXPRESS」、中国単体なら「銀聯(ぎんれい)」のシェアが高いです。
アメリカなら「AMERICAN EXPRESS」

私自身は、東南アジアに半年ほど滞在しておりましたが、VISAブランドのカードしか持っていなくても全く問題ありませんでしたよ。

クレジットカードを使った現金の引き出し方!(海外ATM画面操作方法)

海外のATMの使い方

海外のATMには、たまに日本語にも対応したATMがあるんです。

これを見つけたらラッキーです!
言語を「日本語」に変更すれば、日本でATMを使うのと同じように使えます。

しかし問題は・・日本語対応してない場合ですよね。

海外のATMで使う「英語」を最低限覚えよう!

日本語対応していないATMを利用する場合、当たり前ですが、画面に英語が並びます。

下記が、ATMで使う主な英単語です。

ATMで使う英単語
PIN 暗証番号 TRANSACTION 取引
WITHDRAWAL 引き出し TRANSFER 振り込み
BALANCE 残高照会 ENTER 入力
SELECT SOURCE
ACCOUNT
口座を選択 CREDIT クレジットカード
SAVINGS 預金 CHECKING 当座預金
SELECT DISPENSE
AMOUNT
引き出し金額を選択 OTHER その他

「ENTER」「CREDIT」「OTHER」など、知ってる単語もありますね。

それでも「こんなにたくさん覚えてられないよ~」って人は、「PIN(暗証番号)」と「WITHDRAWAL(現金引き出し)」だけでも最低限覚えましょう!

海外でATMを利用する目的は “お金を引き出すこと” なので、とりあえずはこの二つを覚えておけばなんとかなります。

海外のATMの使い方(クレジットカードを使った現金引き出し)の流れ

それでは実際に、クレジットカードで現地通貨を引き出してみましょう。

1. PINコード(暗証番号)を入力する
PINコード(暗証番号)を入力する クレジットカードの4桁の暗証番号を正確に入力します。
海外では6桁の暗証番号のカードもあるので、もし6桁を求められた場合は、4桁打った時点で「ENTER(入力)」キーを押します。
※ATMの機械によっては最後に「00」を加えて6桁にするものもあります。
2. 取引内容を選択する
取引内容を選択する TRANSACTION(取引内容)を選択します。
現金を引き出したいので、「WITHDRAWAL(現金引き出し)」を選択します。
国際キャッシュカードやデビットカード、プリペイドカードなどで現金を引き出す場合でも「WITHDRAWAL」を選択してください。
3. ACCOUNT(口座)を選択する
ACCOUNT(口座)を選択する クレジットカードで現金を引き出す場合は「CREDIT(クレッジットカード)」を選択してください。
国際キャッシュカードやデビットカード、プリペイドカードなどで現金を引き出す場合は「SAVINGS(預金)」を選択してください。
4. 引き出し金額の選択
引き出し金額の選択 必要な金額を選択します。
もし表示された内容に自分が望む金額がない場合は「OTHER(その他)」を選択して、必要な金額を入力します。
5. 現金を受け取る
現金を受け取る 現金が出てきますので、受け取りましょう。
周囲に見えないように、サッとしまうのがコツです。
6. 再度取引するか確認される
再度取引するか確認される 続けてもう一度取引する場合は「YES」を選択。
取引を終了する場合は「NO」を選択。
7. カードと利用明細を受け取る
カードと利用明細を受け取る おつかれさまでした!
最後に、カードと明細書が出てきますので、忘れずに受け取りましょう。
ATMによっては、現金が一番最後に出てくる機種もあります。

※ATMを利用する国や地域、機種によっては操作方法が異なる場合があります。

海外のATMの使い方(クレジットカードで現金引き出す方法)は、もうばっちりですね!

私自身も、初めて海外でATMを利用した時は、画面に見知らぬ英語が並んで頭が痛くなりました。
スマホの翻訳アプリでいちいち意味を調べながらの操作だったので、かなり時間がかかってしまったのを覚えています。
そんな時に限って、後ろに人が順番を待ってたりするんです・・余計に焦って操作ミスして最初からやり直しになって、結局後ろの人に順番を譲るなんてこともありました。

あたふたしていると外国人感満載なので、もし近くに悪い人がいたならば即刻ターゲットになってしまうかもしれません・・

そうならない為にも、海外のATMの使い方をしっかり覚えて、スマートに現金を引き出しましょう!

海外のATM(クレジットカードを使った現金引き出し時)の注意点

海外でATMを利用する際の注意点!

国や地域にもよりますが、日本ほど無防備に安全な国は他にないです。

日本と海外では、ATM利用においてもやはり勝手が違います。

ここからは、海外でATMを利用する上で注意すべき点を具体的にお伝えしていきます。

  • カードの暗証番号(PIN)と限度額を事前に確認しておこう
  • 人通りの少ない場所や夜間の利用は避ける
  • 声をかけてくる人には要注意
  • 取引明細書はしっかり保管
  • ATMにカードが吸い込まれてしまうことがある!?
  • カード会社の連絡先は必ず控えておく
  • クレジットカードの現金引き出し(キャッシング)は借金

それでは順番に見ていきましょう。

カードの暗証番号(PIN)と限度額を事前に確認しておこう

ATMで現地通貨を引き出す際には「4桁の暗証番号」が必ず必要になるので、絶対に忘れないようにしましょう。

暗証番号を忘れてしまったり、何回も暗証番号の入力を間違えたりすると、カードがロックされて使えなくなってしまう事態になります。

またクレジットカードの「キャッシング利用限度額」も事前に確認しておくことが大切です。

手持ちの現金が不足していて、ATMから現金を引き出そうとした時に、限度額がいっぱいで現金を引き出せないなんてことになったら大変です。

ATMでは、大事な暗証番号の入力にも注意が必要

ATMでの暗証番号の入力の仕方

海外のATMに限ったことではありませんが、暗証番号は周囲に見えないように入力しましょう。

またスキミングなどカード情報を盗む手口も海外では横行していますので、暗証番号を入力する際は「手で隠す」などすると少しでもトラブルを回避できます。

念には念をですが、手で隠して入力したせいで(自分からも手元が見えず)何度も暗証番号を間違えてしまい、カードをロックされる・・なんてことにだけはならないように気を付けてくださいね。

人通りの少ない場所や夜間の利用は避ける

人通りの少ない場所や夜間の利用冒頭でも言いましたが、海外ではATMの機械が野ざらしになっていることもめずらしくありません。

観光地などでは、至る所にATMが設置されているので、いつでもお金がおろせて便利ではありますが、その分危険もはらんでいます。

ATMは、昼間の人通りが多い場所で利用しましょう。

もし時間に余裕があるのであれば、建物内にある安全そうなATMを探して利用するようにしましょう。

建物内にある安全そうなATM
・銀行の中に設置されているATM
・ショッピングモール内の人通りが多いATM  など
昼間でも利用を避けたいATM
・人通りの少ない場所のATM
・野ざらしのATM
・路地裏にあるATM  など
少しでも怪しそうと思ったら、そのATMの利用をやめましょう。

声をかけてくる人には要注意

声をかけてくる人には要注意
海外にいると気軽に話しかけてくる人がいますが、まずは疑ってかかりましょう。

例えば、ATMの使い方が分からなくて困っている時に、近くの人から声をかけられ「代わりに操作してあげるから、ちょっとカードを貸して」というようなことを言われたとしても、絶対にカードを渡してはいけません。
渡した瞬間にそのまま走り去ってしまうかもしれません。

ましてや、暗証番号を教えるなどはもってのほかです。

あまり人を疑うなんてしたくありませんが・・
優しい人ばかりとは限りませんし、現地の人から見れば、日本人は外国人なのです。

たまに、どう見ても現地人なのに流暢な日本語で話しかけてくる人もいますが、こういうシチュエーションはけっこう要注意です。
会話中はクレジットカードなど貴重品には絶対に目を離さないようにしましょう。
ATMを利用する際は、周りを確認してから利用するようにしましょう。

取引明細書はしっかり保管

ATM利用の最後に出てくる利用明細書(レシート)は、カードの請求日までしっかり保管しておきましょう。

保管しておく理由は、もし何かしらのトラブル(カードの不正利用や盗難など)に遭った場合に、この利用明細書があればカード会社に対しての「カードを利用した証明」となるためです。

ATMにカードが吸い込まれてしまうことがある!?

実際に経験はしたことはありませんが、よく聞く話です。

例えば、カード受け取り(回収)が遅かった場合やATM内に現金が入ってない場合など、ATM内の何かしらのエラーが原因で、クレジットカードがATMから出てこないトラブルです。

もしこのような事態になって(吸い込まれて)しまったら、カード会社にすぐ連絡しましょう。
また警備員のいる(銀行などの)ATMであれば、警備員にも事情を伝えましょう。
英語が流暢な人であれば、ATMの機械を管理している会社に直接連絡するのもありです。

こればっかりは注意していても、遭遇してしまう可能性もあり、運まかせです。(ほとんどないと思いますが・・)

念のため海外旅行へ持っていくクレジットカードは、2枚以上が望ましいでしょう。

カード会社の連絡先は必ず控えておく

ATMで何かしらのカードトラブルに遭ってしまった時には、カード会社へすぐさま連絡しましょう。

カード会社の「海外からの電話番号や連絡方法」(2枚持ちの場合はそれぞれのカード会社の連絡先)を、何か別のノートなどにメモしておきましょう。

トラブルには遭いたくないものですが、こういった準備があると、もしもの時にすぐ対処できます。

クレジットカードの現金引き出し(キャッシング)は借金

クレジットカードの現金引き出し
クレジットカードを使ってATMで現金を引き出すことは、カード会社から一時的にお金を借りるかたちになるので、カード支払い日まで利子が増え続けます。

注意点としては、利子が発生するのは「現金を引き出し日からカード締め日まで」ではなく「現金引き出し日からカード支払い日まで」なことです。

利子を少しでも減らすコツは、カードの締め日ギリギリでキャッシングすることです。
・・とは言っても、旅行のタイミングとカードの締め日のタイミングとをわざわざ合わせる人は少ないと思いますが。

とはいえ、現地の両替所で日本円から現地通貨に換金する場合のレートよりも、クレジットカードを使って現地のATMから現地通貨を引き出した場合の方が、利子がかかったとしても結果的には得をします。

※海外カード利用時の手数料や利息については、下記の記事で詳しく書いております。
こちらも是非参考にしてみて下さいね。

まとめ

海外ATMでクレジットカードを使った現金引き出しのやり方は基本的に英語なので、初めはちゃんと使えるか心配になりますが・・
そもそもATMを使う目的は、”現金を引き出すこと” なので、最低限「WITHDRAWAL(引き出し)」や「PIN(暗証番号)」等を覚えておけば、なんとかなります。(日本語対応ATMに遭遇すれば、ラッキー!)

日本からたくさん現金(日本円)を持っていって、現地の両替所で現地通貨に交換する方法もありますが・・
この方法だと「多額の現金を持ち歩くことによる盗難に遭うリスク」、「日本円から現地通貨への両替時のレートが悪い」など、かえってマイナス要素の方が多いです。

海外には至る所にATMの機械が設置されているので、旅行先で手持ちの現金が少なくなった時は、便利なATMを使って現金を引き出した方が安心です。

ぜひとも利用の際は、(建物内などの)人目につく安全なATM選びましょう。

関連記事