クレジットカードのショッピング(動産総合)保険とは?オススメカードも紹介!

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クレジットカードのショッピング(動産総合)保険とは?オススメカードも紹介!

クレジットカードの中にはショッピング保険(動産総合保険)が付帯しているカードがあります。
ショッピング保険はクレジットカードで購入した商品が破損したり盗難にあった際に損害を補償してくれるというお得な保険です。

今回はショッピング保険の詳しい内容や適用条件、そしてショッピング保険の付帯するクレジットカードの紹介をしていきます。

ショッピング保険とは?

何を補償してくれる保険なのか

ショッピング保険は「クレジットカードで購入した商品が破損、または盗難にあった際にその購入金額や修理金額を補償してくれる」保険です。

  • 指輪を盗まれた
  • 一眼レフカメラを落として壊してしまった
  • 両親にプレゼントしたお皿を後日うっかり両親が割ってしまった

以上のようなケース全てにおいて、該当商品をショッピング保険の付帯したクレジットカードで購入おり、かつ補償期間など保険の適用条件を満たしていれば、その商品の購入金額や修理費用を補償してくれます。

補償期間はどれくらい?

いくらショッピング保険付きのクレジットカードであっても購入した商品を永久に補償してくれるわけではありません。各カードによって補償期間が決められており、その期間内に発生した破損や盗難を補償してくれます。

補償期間はカードによって変わりますが、90日間が一般的です。つまり購入から3ヶ月以内の破損や盗難をカバーしてくれるというわけですね。

カードによっては180日、つまり半年間という長期の補償期間を設けている場合もあるんじゃぞい!

補償金額は?

ショッピング保険には「自己負担額」あるいは「免責金額」が定められています。基本的にはどちらも同じ意味合いで、破損・紛失があった場合に商品の購入(修理)金額から自己負担額(免責金額)を引いた額が補償されます。自己負担額はカード会社によって異なり3000円〜1万円程度となっています。自己負担額は1事故ごとに適用されることにも注意しましょう。

なおイオンカード・イオンゴールドカードのように自己負担額0円、ただし5000円以上の商品のみ保険適用対象、というようなカードも存在します。

また自己負担額とは別に、年間の補償限度額も決められています。
例えば補償限度額が100万円のカードであれば、1事故であれ複数の事故分の合算であれ、年間100万円を超えて補償は受けることはできません。

重視すべき補償内容は?

上で述べた通りショッピング保険には「自己負担額」と年間の「補償限度額」があるわけですが、ショッピング保険の使いやすさという観点で言えば自己負担額がが低いカードがオススメです。

というのも補償限度額は低いカードでも50万円〜となっており、多くの方にとっては50万円もあれば必要十分と思われるからです。1年間で50万円分の商品が不慮の事故・盗難で被害に会うことって考えにくいですよね。
それならば1事故あたりの負担額が小さくなるよう、自己負担額が低い、あるいは0円のカードの方がオススメというわけです。

もちろん年間の購入金額が非常に大きい方や、高級カメラなど単価が高い商品を購入される方は補償限度額重視でカードを選ぶのもアリなので、個々人のライフスタイルに合わせて検討したいところです。

実はショッピング保険の名称はカードによってばらばら

なおショッピング保険の正式名称は「動産総合保険」ですが、その呼び方はカード会社によって様々です。

以下に各社のショッピング保険(動産総合保険)の名称を紹介しておきます。名前が違ってもその内容の違いは補償金額は大小くらいで、大きくは変わりません。

各カード会社のショッピング保険(動産総合保険)名称

  • お買い物安心保険
  • ショッピングセーフティ保険
  • ショッピング・プロテクション
  • ショッピングガード保険
  • ショッピングパートナー保険   etc…

ショッピング保険の注意点

国内、海外、支払い方法など保険適用条件に注意

ショッピング保険は海外での買い物のみ適用、国内のみ適用、リボ払いや分割払いのみ適用、海外・国内・支払い方法問わず全て適用など、保険の適用条件がカードによって異なります。

せっかくショッピング保険をアテにして購入したのに、いざ利用しようと思ったら適用条件外だった、なんてことにならないよう手元のカードのショッピング保険適用条件はしっかり確認しておきましょう。もちろん支払い方法や国内外を問わず適用される、オールマイティなショッピング保険が付帯したクレジットカードを発行できるならそれがベストです。

ショッピング保険の補償対象になるものならないものは?

ショッピング保険は便利な保険ですが、クレジットカードで購入した商品全てが補償対象になるわけではありません。

例として三井住友カードが定める補償対象外商品を紹介しておきます。

  • 船舶(ヨット、モーターボートおよびボートを含む)、航空機、自動車、自動二輪車、原動機付自転車、自転車、雪上オートバイ、ゴーカート、ハンググライダー、パラグライダー、サーフボード、セーリングボート、ラジオコントロール模型およびこれらの付属品
  • 移動電話、ポケットベルなどの携帯式通信機器およびこれらの付属品
  • 義歯、義肢、コンタクトレンズその他これらに類するもの
  • 動物および植物
  • 現金、手形、小切手、その他の有価証券、印紙、切手、乗車券など(鉄道・船舶・航空機の乗車券・定期券・宿泊券・観光券および旅行券をいいます)、旅行者用小切手およびあらゆる種類のチケット
  • 食料品
  • 稿本、設計書、図案、帳簿その他これらに準ずるもの
  • 不動産および不動産に準ずるもの
  • 会員が従事する職業上の商品となるもの

引用:保険金をお支払いする主なケースとお支払いする保険金

自転車などの乗り物、移動電話=スマートフォンや携帯電話といったクレジットカードで購入する機会が多そうなものも補償対象外品になっているので注意しましょう。

カード会社によって細かな違いはあるんじゃが、大まかに言えば上記に類する商品が対象外となっていると考えてOKじゃぞい!

ショッピング保険の補償対象にならない損害

また補償対象の商品であっても以下のような損害は補償対象外となります。

  • 会員または保険金を受け取る方の故意または重大な過失または法令違反に起因する損害
  • 保険の目的の磨耗、使用による品質もしくは機能の低下、虫害、ねずみ喰い、または性質によるむれ、かび、変質、変色、さび、もしくは腐蝕によって生じた損害
  • 商品の瑕疵、製作の欠陥による損害
  • 戦争、暴動、その他の事変に起因する損害
  • 国または公権力の行使に起因する損害
  • 核燃料物質に起因する損害
  • 紛失または置き忘れ(置き忘れ後に生じた盗難を含む)に起因する損害
  • 水災、地震または噴火に起因もしくはこれらに随伴して生じた損害
  • 詐欺または横領に起因する損害
  • 故障による損害
  • 商品の誤った使用に起因する損害
  • 商品の配送中に生じた損害
  • 管球類の単独損害
  • 商品機能に直接関係のない汚損、擦損、塗料の剥落、その他外形上の損傷
  • 楽器の音色・音質の変化、弦の切断など
  • 美術品の損害に対する価値の下落
  • 原因のいかんを問わず、温度、湿度の変化または空気の乾燥などにより生じた損害
  • 商品の保管場所において、普通能力のある満15才以上の者の不在時に生じた損害
    (不在期間が引き続き72時間を超えない場合を除きます)
  • 他人より委託されて購入した商品

引用:保険金をお支払いできない場合について

こちらも三井住友カードの公式HPより引用しました。具体的には、以下のようなケースは補償対象外と思っておけば良いでしょう。

  • 不注意による紛失・置き忘れ
  • 故意の破損(うっかり壊してしまった、はOK)
  • 間違った使用方法による破損
  • 自然災害による破損

オンライン不正利用保険、紛失・盗難保険とは別物

全部ショッピング保険で通りそうなのにちがうの?オンライン不正利用保険、紛失・盗難保険と何が違うのかわからないよー

これこれ、落ち着くんじゃ。まずは、3つの保険の違いを正しく理解するんじゃ!

よく混同されがちですが、ショッピング保険はオンライン不正利用保険や紛失・盗難保険とは別物です。簡単にまとめると以下のようになります。

ショッピング保険
クレジットカードで購入した商品の破損や盗難を補償
オンライン不正利用保険
インターネット上で自分のカードが不正利用された場合に、その損害を補償
紛失・盗難保険
クレジットカードの紛失や盗難に伴う不正利用の被害を補償

ショッピング保険は必要?

ショッピング保険は対象外となる商品が意外と多いこともあり、あまり役に立たない保険というイメージを持たれがちです。が、アクセサリー類やカメラ、衣服など比較的高価で、かつうっかりによる破損や盗難が考えられる商品もしっかり対象となっており、付帯していると非常に安心感のある保険なんです。

一枚ショッピング保険付きのカードを持っておけば、高額かつ破損が心配な商品を買う際だけショッピング保険付きカードを利用するということもできますね。

もしものとき、保険金の請求に必要なものは?

もし購入した商品が破損してしまい、ショッピング保険を請求する時に必ず必要となるのが、カードご利用控えや領収書(レシート)。つまり購入金額および保険が付帯しているカードで購入したことがわかるものということですね。
普段カード利用控えはすぐに捨ててしまう方も多いと思いますがショッピング保険を受ける為に必要となるので、特に高額商品については保証期間内は保管しておくクセをつけておきましょう。

また保険会社の窓口に連絡すると破損の状況などを確認されるので、破損した箇所の写真(修理する際は修理前に写真を撮る)も必ず撮っておきましょう。

ショッピング保険が付いたオススメカードは?

リーズナブルなプロパーカードでショッピング保険が付帯するJCBカード
JCB一般カード
カード名 JCB一般カード
カードステータス 一般カード
年会費(税別) 1,250円
※MyJチェックに登録し、年間50万円以上利用で年会費無料
国際ブランド JCB
ショッピング保険の名称 ショッピングガード保険
自己負担額 国内:3,000円
海外:10,000円
年間補償限度額 100万円
ショッピング保険の対象は国内か海外か 国内:「支払い名人」(自動リボ)に登録しての支払いが条件
海外:自動付帯

JCBが発行するプロパーカード、JCB一般カードは海外でのショッピング保険が無料付帯します。

また自動リボ払いサービスである「支払い名人(スマリボ)」に登録すれば国内ショッピングにも保険が付帯。

支払い名人はリボといっても初回手数料無料なので、支払い金額を高めに設定しておけばリボ手数料の回避も可能です。

JALユーザー、マイラーならJAL・JCBカード
JALカード
カード名 JAL・JCBカード
カードステータス 一般カード
年会費(税別) 2,000円
※初年度年会費無料
国際ブランド JCB
ショッピング保険の名称 ショッピングガード保険
自己負担額 10,000円
年間補償限度額 100万円
ショッピング保険の対象は国内か海外か 海外のみ

JALマイルを貯めている方でショッピング保険も利用したいならJAL・JCBカードがオススメ。

JAL普通カードではVISAやマスターなどの他国際ブランドはショッピング保険が付帯しませんが、JALならば海外ショッピング保険が付帯します。

JALカードなので、飛行機をあまり利用しないような人にはオススメではありません。

手厚い年間補償額、スマホもOK?アメリカン・エキスプレス・カード
アメリカン・エキスプレス・カード
カード名 アメリカン・エキスプレス・カード
カードステータス 一般カード
年会費(税別) 12,000円
国際ブランド アメリカン・エキスプレス
ショッピング保険の名称 ショッピング・プロテクション
自己負担額 10,000円
年間補償限度額 500万円
ショッピング保険の対象は国内か海外か 国内・海外どちらもOK

アメリカン・エキスプレス・カードは自己負担額が10,000円と少し高いですが、年間補償限度額が500万円とステータスカードらしく手厚い設定になっています。

またアメックスのショッピング保険である「ショッピング・プロテクション」の規約には補償対象外の商品としてスマートフォンなどの移動電話が明記されていません。

つまり、他のショッピング保険では通常補償されないスマホの破損・盗難も保険適用となると考えて良いでしょう。

スマホも補償で安心、ダイナースクラブカード
ダイナースクラブカード
カード名 ダイナースクラブカード
カードステータス ゴールドカード
年会費(税別) 22,000円
国際ブランド ダイナース
ショッピング保険の名称 ショッピング・リカバリー
自己負担額 10,000円
年間補償限度額 500万円
ショッピング保険の対象は国内か海外か 国内・海外どちらもOK

アメックスと並んでステータスカードの代表格であるダイナースクラブカード。

ショッピング保険もアメックスに匹敵する内容となっています。

こちらもアメックスと同じくスマートフォンが補償対象外品として明記されておらず、実際スマホの破損修理に保険が適用された方もいるようです。

スマホは多くの人が購入する高価な商品なので、それが補償対象というのは嬉しいですね。

まとめ

今回はクレジットカード付帯のショッピング保険(動産総合保険)について解説しました。
見落とされがちな保険ですが、「買ったものが壊れたら補償してくれる」というのは実はものすごいメリットではないでしょうか。

またカード会社によって自己負担額など内容にバリエーションがあるので、カードを選ぶ際は自分にあった保険内容を探してみてくださいね。

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